【漕艇部】上舘 真央 選手、U23日本代表 決定！
中央：U23 日本代表に選出された上舘選手
両脇はともにトレーニングを行っているアイリスオーヤマ所属の大石選手と角谷選手（両選手とも日本代表）
U23日本代表 上舘 真央（かみだて・まお）選手
＜現代武道学科 4年、長野県下諏訪向陽高校 出身＞
2023年3月18日、日本代表を決めるレース、スモールボートセレクション(SBS)でⅭFinal1着の快挙を成し遂げ、見事U23日本代表に選ばれた上舘真央選手。高校時代、無名だった彼女が仙台大学漕艇部に入り、その名を日本中に轟かせた。
スポーツを始めたのは高校から？
上舘選手は中学時代は吹奏楽部、それ以前は合唱をしていた。ボート、いや、部活動としてスポーツを始めたのが高校からだというのにたった6年で日本代表にまで上り詰めた。その背景には、仙台大学漕艇部の監督・コーチ・チームメイトとの信頼関係や、何事にも励まし合い乗り越えることができる仲間の存在がある。上舘選手は始めから秀でていた訳ではない。なんと言っても、初めてのエルゴメーターでの2000m測定では、途中で水分補給を挟んだとか...
今回の結果は、彼女の地道な努力が実を結んだ証だ。
ともに戦う仲間たちの光に
上舘選手は同じ食事、同じ練習、同じ生活をしている他の部員に対して、世界で戦えるチャンスがあるということを結果を以て証明してくれた。「次は自分の番だ！」と、練習に更に気合いが入るようになった選手が続々と増えている。「和して同ぜず」を理念としている仙台大学漕艇部は、一人一人の個性や力を大切にしてチーム力に結びつけている。
今回の上舘選手の取り組みは、チームを更に良い方向へと導いてくれた。
彼女と仙台大学漕艇部の更なる挑戦が、ここから始まる―
記事執筆： 漕艇部 岸本 唯佳（健康福祉学科 3年、福井県立美方高校 出身）
漕艇部の紹介PVができました！日頃の練習風景を感じていただけると思いますのでぜひご覧ください。
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