仙台大が明治大を撃破でベスト8進出!!サッカーインカレ
延長後半ラストプレーで明治大を破る!
第71回全日本大学サッカー選手権(インカレ)は、11日に二回戦が行われた。本学は東北地区第1代表として出場し、8日に行われた一回戦では九州産業大学を相手に4-1のスコアで退け二回戦に駒を進めていた。
二回戦の相手は関東王者の明治大学(関東第一代表)との対戦となり、延長戦の末、仙台大が2-1で劇的勝利を飾った。
先制に成功するも後半追いつかれる展開に。
仙台大は一回戦から先発5人を入れ替えフレッシュなメンバーで試合に臨んだ。序盤こそ明治大にボールを支配される時間帯はあったものの、前半20分過ぎからは徐々に仙台大もボールを前に運べる展開に。すると同31分、セットプレーからFW佐々木翔(体育_3年/横浜FCユース)が右足シュートでネットを揺らし先制に成功する。その後もチャンスは作るものの追加点は生まれず、1-0のリードで前半を終えた。後半開始と同時に両チームともメンバー交代を行い、さらに仙台大はフォーメンション変更も行って積極的に動いた。だが、後半立ち上がりから攻勢をさらに強めきた明治大。後半13分、右サイドのクロスからダイレクトシュートで合わされ失点を喫してしまう。これで試合は振り出しに戻り、その後は一進一退の展開となった。90分を終え、1-1の同点で延長戦へ突入した。
FW波田祥太が延長後半ラストプレーで殊勲の決勝ゴール!!
90分でメンバー交代5名の枠を使い果たしていた仙台大は、一回戦の疲労も見え始めた中で総力戦に。一方の明治大はシード校のためこの試合が大会初戦であり、延長だけでシュート7本を放ち仙台大ゴールに迫った。しかし、粘り強く耐えしのいだ仙台大に延長後半ラストワンプレーでチャンスが訪れる。MF冨久田和真(体育_4年/三菱養和SCユース)の右コーナーキックのセカンドボールに後半から途中出場のFW波田祥太(体育_3年/浦和レッズユース)がヘディングシュートをねじ込み、その直後に試合終了のホイッスル。試合終了直前で殊勲の決勝ゴールとなった波田は「気持ちで押し込みました」と一言。シーズン当初に掲げたチーム目標の全国ベスト4に手の届く位置まで来た。
17日、夏の全国を制した国士舘大学に挑む。