【硬式野球部】明治神宮野球大会東北地区代表決定戦 優勝 代表権獲得!
準決勝を青森大学と戦い6-0、決勝戦を東日本国際大学と戦い6-4で勝利し、第53回明治神宮野球大会へ東北三連盟代表として出場することが決まった。
◆10月29日(土)〇 仙台大学 6-0 青森大学
仙台大 020 002 200 =6青森大 000 000 000 =0
北東北大学野球連盟代表の青森大学との準決勝。2回に二点を先制し、その後も得点を重ね6-0で勝利した。
1回表、平野が出塁し盗塁を決めチャンスを作ったが、後続が倒れた。
1回裏、先発のマウンドには佐藤亜蓮が上がった。先頭打者にヒットと盗塁を許しピンチを作ったが、二番打者のショートライナーを辻本が好捕し飛び出したランナーも併殺し、ピンチを脱した。
2回表、二死から小笠原、佐藤亜蓮の連打でチャンスを作ると、竹ノ内がセンター前へヒットを放ち一点を先制した。さらに相手のワイルドピッチで一点を加えた。
6回表、先頭の鹿野がヒットで出塁し盗塁を決めると、小笠原が左中間を破る三塁打を放ち追加点を挙げた。さらに川島がレフト前へタイムリーヒットを放ちこの回二点を加えた。
7回表、先頭の坂口が四球で出塁すると鹿野のヒットと菅原の送りバントでチャンスを拡大した。この後、三つの四死球で二点を追加した。
9回裏、ここまで被安打2と好投した佐藤亜蓮に代わり、ジャクソン海がマウンドに上がった。二者を外野フライに仕留めると最後の打者から空振り三振を奪いゲームセット。6-0で仙台大学が勝利した。
この試合の結果、決勝戦で東日本国際大学(南東北大学野球連盟)との対戦が決まった。
◆10月30日(日)〇 仙台大学 6-4 東日本国際大学
仙台大 100 004 010 =6国際大 000 400 000 =4
ともに準決勝を勝ち上がり迎えた東日本国際大学との決勝戦。
4回に満塁ホームランを浴び苦しい展開となったが、6回に逆転し勝利した。
1回表、先頭の川島がセンターへのヒットを放つと、すかさず盗塁を決め、さらに送りバントで一死3塁のチャンスを作った。ここで四番坂口がライトフェンス手前に犠牲フライを放ち一点を先制した。
1回裏、先発のマウンドに長久保が上がると、四球で出塁を許したものの無失点できり抜けた。
4回裏、三連打で無死満塁のピンチを作ると、内野フライで一つのアウトをとったが、相手八番打者にレフトスタンドへ満塁ホームランを打たれ四点を失った。さらにヒットを許したところで長久保に代わり須崎がマウンドに上がった。代わった須崎は三振と内野ゴロでこの回をきり抜けた。
5回裏、公式戦初登板となった篠塚がマウンドに上がると、四球で出塁を許したものの無失点に抑えた。
6回表、先頭の平野がライト前ヒットで出塁すると、辻本、坂口の連打で二点を返した。さらに送りバントと死球でチャンスを拡大すると代打の木村がライト前へタイムリーヒットを放ち同点に追いついた。さらに相手投手のワイルドピッチの間に走者が生還しこの回四点目を奪い逆転に成功した。
6回裏、昨日に続きジャクソン海がマウンドに上がると四球で出塁を許したものの無失点に抑えた。
7回裏、相手先頭打者にセンターオーバーの二塁打を打たれ、送りバントで三塁へ進塁を許すと、ここで昨日先発し好投した佐藤亜蓮がマウンドに上った。代わった佐藤亜蓮は三振と内野ゴロでこのピンチを脱した。
8回表、三つの四死球で満塁のチャンスを作ると竹ノ内がセンター前にタイムリーヒットを放ち一点を追加した。
9回裏、この回も佐藤亜蓮がマウンドに上ると、一番から始まる相手打線を三者凡退に抑えゲームセット。仙台大学の優勝が決まった。
第53回明治神宮野球大会・第14回東北地区大学野球代表決定戦で優勝した仙台大学は、11月17日に開幕する第53回明治神宮野球大会に東北三連盟代表として出場する。
仙台大学は11月19日(土)に初戦を迎える。対戦相手は奇しくも昨年初出場した神宮大会で敗れた國學院大學である。
神宮大会での勝利を期待したい。
◆小笠原主将のコメント
――優勝おめでとうございます!小笠原:ありがとうございます!神宮を決めることができて嬉しいです!
――二年連続での神宮大会出場となりますが?
小笠原:去年は初めての全国大会だったので、どんなものなんだろうかという気持ちは少なからずありました。今年は自分たちの野球に自信をもって戦ってきたいと思います。
――神宮大会に向けて意気込みをお願いします!
小笠原:去年神宮大会に初めて出ることができて、今年は本気で日本一をとりに行こうと言ってスタートしたチームなので、優勝目指して一戦一戦全力を出し切りたいと思います!
優勝杯を受け取る小笠原選手
小笠原 悠介(おがさわら ゆうすけ)体育学科 4年
出身校:北海道栄高校(北海道)主将 三塁手 右投左打
◆最優秀選手賞・最優秀投手賞を受賞した佐藤亜蓮投手のコメント
――優勝おめでとうございます!佐藤:ありがとうございます。
――昨日先発し、今日もリリーフでの登板になりましたがいかがでしたか?
佐藤:今日も後半で投げるつもりで準備していました。疲れは感じませんでした。
――最優秀選手賞と最優秀選手賞も受賞されました。おめでとうございます。
佐藤:長久保が下級生の頃からピッチャーとしてチームを引っ張ってきて、自分もという思いは強かったのですが、なかなかうまくいかないこともあって。今日は長久保が珍しく失点してしまったところで、チームを助けることができて嬉しいです。
――神宮大会に向けて意気込みをお願いします!
佐藤:去年は大事なところで打たれてしまって悔しい思いをしました。今年は必ず抑えます!
佐藤 亜蓮(さとう あれん)体育学科 4年
出身校:由利工業高校(秋田県)投手 右投右打
〇令和4年度仙台六大学野球秋季リーグ戦結果
9/3 (土)対 宮城教育大学 12-0勝利
9/4 (日)対 宮城教育大学 0-5勝利
9/10 (土)対 東北大学 4-1勝利
9/11 (日)対 東北大学 0-7勝利
9/17 (土)対 東北工業大学 3-1勝利
9/18 (日)対 東北工業大学 2-5勝利
9/24 (土)対 東北学院大学 6-2勝利
9/26 (月)対 東北学院大学 3-1勝利
10/8 (土)対 東北福祉大学 1-8勝利
10/11(火)対 東北福祉大学 2-1勝利
〇第53回明治神宮大会・第14回東北地区大学野球代表決定戦結果
10/29(土)対 青森大学 6-0 勝利
10/30(日)対 東日本国際大学 6-4 勝利