【硬式野球部】秋季リーグ戦 優勝！最終節 対 東北福祉大学
ここまで無敗で迎えた秋季リーグ戦最終節。
仙台大学は東北福祉大学に連勝し、今リーグ戦通算成績を10勝0敗、勝ち点5とし、優勝しました。
◆10月8日（土）東北福祉大学 1－8 仙台大学 〇
福祉大 010 000 00 =1仙台大 311 000 12 =8 （8回コールド）
土曜日に行われた第一戦は、初回に辻本の本塁打で3点を先制するとその後も得点を重ね8回コールドで勝利した。
1回表、先発のマウンドに長久保が上がると、テンポよく三人で打ちとった。
1回裏、先頭の川島がセンターへのヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めると、平野が内野安打で続き、三番の辻本がレフトへホームランを放ち三点を先制した。
2回表、一死から三本のヒットを打たれ満塁のピンチを作ると、相手八番打者が右中間へ犠牲フライを放ち一点を返された。さらに二死1、3塁のピンチが続いたがショートへの内野ゴロを辻本が好捕しこの回を一点で切り抜けた。
2回裏、二死から小田倉がレフトポールを直撃するホームランを放ち一点を追加した。
3回裏、二死から伊井が四球で出塁すると、三原、坂口が連打を放ち一点を追加した。
7回裏、先頭の辻本がヒットで出塁し、送りバントで二塁へ進むと、三原が左中間を破る二塁打を放ちこの回一点を追加した。
8回裏、先頭の鹿野がライト前ヒットを放ち出塁し、送りバントで二塁へ進むと、川島が内野安打を放ちさらに盗塁を決め、一死2、3塁のチャンスを作った。ここで二番平野がセカンドへのゴロを放つと、相手セカンドが打球をファンブルし、この間に二塁ランナーも生還し二点を追加した。7点差となりコールドゲームが成立し勝利した。
先発の長久保は二回に3安打を集められ失点したがそれ以外の回を一安打に抑える好投を見せ、完投勝利を挙げた。
◆10月11日（火）〇 仙台大学 2－1 東北福祉大学
仙台大 000 000 010 1=2福祉大 000 000 100 0=1
月曜日に予定されていた第2戦は雨の為、順延され火曜日に行われた。1-1のまま延長戦（無死1、2塁からのタイブレーク方式）に突入し、10回表に内野ゴロの間に挙げた1点を守り抜き、優勝を決めた。
1回表、二死から辻本がライト前ヒットを放ったが無得点に終わった。
1回裏、先発のマウンドに川和田が上がると、危なげなく三者凡退に打ちとった。
7回裏、ここまで相手打線を無安打に抑えてきた川和田は先頭の三番打者に初めてのヒットを許した。続く打者の送りバントに内野手の失策が絡み、一塁ランナーが生還し一点の先制を許した。さらに一死満塁とピンチが続いたが、川和田が粘りの投球を見せこの回を一失点で切り抜けた。
8回表、先頭の辻本が四球で出塁すると、一死1塁から坂口がレフトフェンス直撃の二塁打を放ち、辻本が生還。同点に追いついた。
9回裏、二死2、3塁とサヨナラのピンチを招いたが、ここも川和田が粘投し、延長戦に突入した。
10回表、無死1、2塁から行うタイブレークとなり、先頭の辻本がバントで送ると、一死2、3塁から伊井がセカンドゴロを放ち、この間に一点を挙げた。
10回裏、この回からマウンドには長久保が上がった。先頭打者の送りバントと死球で一死満塁となったが、相手三番打者をピッチャーゴロ併殺打に打ちとりゲームセット。仙台大学が勝利し、2季ぶり8回目のリーグ戦優勝を決めた。
仙台大学硬式野球部は、10月29・30日に仙台市民球場で行われる、第53回明治神宮大会・第14回東北地区大学野球代表決定戦に出場し、二年連続の神宮大会出場を目指す。
◆小笠原主将のコメント
――優勝おめでとうございます！
小笠原：ありがとうございます！とても嬉しいです。自分のミスもあって失点してしまいましたが助けてくれた仲間に感謝しています。――代表決定戦に向けて意気込みをお願いします！
小笠原：自分としても、チームとしてもまだまだ成長する必要があると思うので、しっかり練習して臨みたいと思います。今年も神宮に行きます！
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優勝を決めマウンドに集まる小笠原選手（左から二番目）
小笠原 悠介（おがさわら ゆうすけ）体育学科 4年
出身校：北海道栄高校（北海道）主将 三塁手 右投左打
◆最優秀選手賞を受賞した長久保投手のコメント
――優勝おめでとうございます！長久保：優勝できてとても嬉しいです。
――今日は延長戦での登板になりましたがいかがでしたか？
長久保：ブルペンでボール自体は普段通り投げられていたので、大丈夫だと思っていましたがさすがに緊張しました！
――最優秀選手賞も受賞されました。おめでとうございます。
長久保：一年生からリーグ戦で投げさせてもらって、最後の秋は絶対に優勝したいと思っていました。優勝に貢献できてうれしいです！
――代表決定戦に向けて意気込みをお願いします！
長久保：普段通り投げれば大丈夫だと思うので、力みすぎずにしっかり投げたいと思います。応援よろしくお願いいたします！
長久保 滉成（ながくぼ こうせい）体育学科 4年
出身校：弘前学院聖愛高校（青森県）左投左打
◆ベストナイン賞（投手）を受賞した川和田選手のコメント
――優勝おめでとうございます！ナイスピッチングでした！川和田：ありがとうございます！絶対勝つ！と思って投げました。
――終盤はピンチもありましたが素晴らしい粘り強さでした。
川和田：福祉戦で9回投げ切るために春以降のトレーニングをしてきた成果が出たかなと思いますが、気持ちで投げていました！
――代表決定戦に向けて意気込みをお願いします！
川和田：最後は長久保さんに助けてもらったので、次はすべて投げ切れるように頑張ります。
川和田 悠太（かわわだ ゆうた）体育学科 3年
出身校：八千代松陰高校（千葉県）投手 右投右打
◆ベストナイン賞（捕手）を受賞した坂口選手のコメント
――優勝おめでとうございます。坂口：ありがとうございます。嬉しいです！
――今日の同点打、ナイスバッティングでした。
坂口：相手ピッチャーの球が速かったのでバットの芯に当てれば飛んでいくと思って食らいつきました。
――代表決定戦に向けて意気込みをお願いします！
坂口：投手がテンポよく投げられるように普段の行動から早くすることを心掛けていきたいと思います。勝って神宮に行きます！
坂口 雅哉（さかぐち まさや）体育学科 3年
出身校：八王子高校（東京都）捕手 右投左打
◆ベストナイン賞（外野手）を受賞した三原選手のコメント
――優勝おめでとうございます。三原：ありがとうございます！最高です！
――昨日は三安打し、センターの平野選手と交錯しながらのファインプレーもありました。
三原：大事な試合で打つために練習してきたので、今回は結果が出てよかったです。平野とぶつかって体は痛いですが、とても大きいプレーだったので捕れてよかったです。
――ベストナイン賞についてコメントをお願いします。
三原：春は最多本塁打のタイトルをとっても優勝できずに嬉しさは感じなかったので、今回は優勝して、タイトルもとれて嬉しいです！
――代表決定戦に向けて意気込みをお願いします！
三原：強い気持ちをもって戦います！
三原 力亞（みはら りきあ）体育学科 3年
出身校：聖光学院高校（福島県）外野手 右投右打
◆最多盗塁賞を受賞した川島選手のコメント
――優勝おめでとうございます。川島：ありがとうございます！
――最多盗塁賞についてコメントをお願いします。
川島：足は自分の武器なのでタイトルをもらえて嬉しいです。盗塁するにはまずは出塁することが大事なので、一番バッターとしてそれなりの仕事はできたのかなと思います。
――代表決定戦に向けて意気込みをお願いします！
川島：ここからはトーナメントの一発勝負ですが、積極的な姿勢を変えずに行きたいと思います！
川島 優（かわしま まさる）体育学科 3年
出身校：山村学園高校（埼玉県）外野手 右投左打
〇令和4年度仙台六大学野球秋季リーグ戦結果
9/3 （土）対 宮城教育大学 12-0 勝利
9/4 （日）対 宮城教育大学 0-5 勝利
9/10 （土）対 東北大学 4-1 勝利
9/11 （日）対 東北大学 0-7 勝利
9/17 （土）対 東北工業大学 3-1 勝利
9/18 （日）対 東北工業大学 2-5 勝利
9/24 （土）対 東北学院大学 6-2 勝利
9/26 （月）対 東北学院大学 3-1 勝利
10/8 （土）対 東北福祉大学 1-8 勝利
10/11（火）対 東北福祉大学 2-1 勝利
〇第53回明治神宮大会・第14回東北地区大学野球代表決定戦日程
10/29（土）対 青森大学 13:00 試合開始
10/30（日）対 東日本国際大学と東北福祉大学の勝者 10:00 試合開始
会場：仙台市民球場（宮城県仙台市）