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【硬式野球部】情報分析でチームを支える学生アナリスト

◎ 硬式野球部 学生アナリスト ◎

左:浅野 陽(あさの ひなた) スポーツ情報マスメディア学科 4年

出身校:仙台城南高校(宮城県)

右:戸倉 皓希(とくら こうき)スポーツ情報マスメディア学科 4年

出身校:旭川実業高校(北海道)
 

仙台六大学野球秋季リーグ戦最終節で、春の覇者 東北福祉大学を相手に2連勝し、2季ぶり8度目の優勝を果たした硬式野球部。

(過去の記事はこちらから=https://senspo.sendaidaigaku.jp/topics_detail.html?post=800

選手の活躍を情報戦略面で支え続けている、学生アナリストの浅野さんに話を聞きました。

ーーまずはリーグ優勝おめでとうございます!浅野さんが分析したデータも活かして掴み取った優勝だと思います。リーグ戦を終えての感想を聞かせてください!

浅野:ありがとうございます!正直、とにかく疲れました(笑)でも、ここまでやってきて本当に良かったなと心から思いました。

ーー本当にお疲れ様でした!浅野さんは入学時からアナリストとして活動されていますが、アナリストとして硬式野球部に入部しようと思ったきっかけを教えてください。

浅野:私自身、高校までは内野手としてプレーしてきましたが、大学からはチームを支える立場で野球に関わりたいと思っていました。オープンキャンパスの時に、硬式野球部に学生アナリストがいる事を知って、新しい道に挑戦してみようと思ったのがアナリストになろうと思ったきっかけです。

 
ーーアナリストは大変なイメージがありますが、普段はどんな事をしてるんですか?

浅野:リーグ戦の期間は、次の対戦相手のビデオを編集したり、データをまとめたりしています。試合が近くなったら、対策ミーティングを行なって対戦する選手の特徴を選手に伝えます。この秋は、同学年の戸倉(スポーツ情報マスメディア学科・4年)もアナリストに加わってくれて、分担して作業ができるようになりました。おかげで今まで以上に細かく分析できるようになったと思います。

ーー戸倉さんの存在、心強いですね!!データ収集から伝達まで、大変な事も多いと思いますが、チームにとってアナリストは貴重な存在だと思います。活動する上で、気を付けている事はありますか?

膨大なデータ分析も選手のお守りになれば

浅野:常に正確なデータを出すことを心がけています。野球は大体1試合でプレーが200〜300回あります。1プレーから仮に10種類のデータを取得したとして、10試合分析した場合、2万〜3万個のデータを扱うことになります。それらを正確に追いかける、という事を意識しています。

ーーとんでもない数ですね…!その積み重ねが選手からの信頼にも繋がっているような気がします。最後に、明治神宮大会の出場権を賭けた代表決定戦に向けての意気込みを聞かせてください!

浅野:リーグ戦ではデータが活きた試合がたくさんありました。選手がデータを信じて思い切ってプレーしてくれたおかげだと思います!代表決定戦もしっかりと準備をして、選手にデータというお守りを持たせてグラウンドに送り出したいと思います!