【バドミントン部】東北学生バドミントン春季リーグ戦 女子は春連覇ならずも男子は1部復帰!
女子は準優勝でインカレ推薦枠を獲得!
5月12、13日、宮城野体育館にて東北学生バドミントン春季リーグ戦が開催され、仙台大学は女子が1部準優勝、男子が2部優勝・1部昇格となりました。
<女子1部>
1回戦は昨秋3位の東北福祉大学戦。第1、第2シングルスは、互いのエースがポイントをとり1−1。第2ダブルスがお互いのエースがぶつかり合う展開となることから、第1ダブルスは勝負を占う上でも重要な一戦となりました。キャプテン・中村(スポーツ栄養④)とルーキー・南波(健康福祉①)が組んだダブルスは、相手の重い攻撃にもひるまずにレシーブし続け、ここ一番で攻めに転じて勝利を収めました。第2ダブルスは、エースの齋藤(スポーツ栄養③)と副キャプテン・相澤(子ども運動教育④)のダブルスで、終始安定したプレーをみせました。相手の熊谷/志田組は攻撃的なプレーが持ち味ですが、決めさせないレシーブから攻撃への組み立てで完勝でした。3−1と昨年に続き好スタートとなりました。裏の対戦では昨秋4位・東北学院大学が昨秋1位・東日本国際大学を3−0で下しました。
仙台大学 | 3−1 | 東北福祉大学 | ||||
S1 | 〇 | 齋藤梓 | スポーツ栄養③ | 2−0 | 永岡 | × |
S2 | × | 阿部理子 | 健康福祉④ | 0−2 | 熊谷 | 〇 |
D1 | 〇 | 中村彩乃 南波美央 |
スポーツ栄養④ 健康福祉① |
2−0 | 藤原 永岡 |
× |
D2 | 〇 | 相澤栞里 齋藤梓 |
子ども運動教育④ スポーツ栄養③ |
2−0 | 熊谷 志田 |
× |
S3 | − | 南波美央 | 健康福祉① | − | 佐藤 | − |
2回戦は東北学院大学戦。相手が齋藤を外してくるのはわかっていたのですが、1戦目と同じオーダーでのぞむことにしました。齋藤が単複の2本を危なげなくとるも、第2シングルスの阿部(健康福祉④)は、本来ののびのびしたプレーを出せずに1回戦に続いて敗戦してしまいます。第1ダブルスもあと一歩のところで決めきれず、相手に上回られてしまいました。勝負は第3シングルスのルーキーに託されることになりました。1ゲームを先取し、2ゲーム目もリードする展開も終盤にエラーが続いて逆転を許してしまいます。相手エースの浦田に一日の長があり、惜しくも敗退となりました。裏の対戦では、福祉大が国際大を3−1で破り、学院大が2勝、仙台大と福祉大が1勝1敗、国際大が2敗となりました。明日の勝敗いかんで優勝から3位までの可能性がある結果となりました。
仙台大学 | 2−3 | 東北学院大学 | ||||
S1 | 〇 | 齋藤梓 | スポーツ栄養③ | 2−0 | 澤田 | × |
S2 | × | 阿部理子 | 健康福祉④ | 0−2 | 安藤 | 〇 |
D1 | × | 中村彩乃 南波美央 |
スポーツ栄養④ 健康福祉① |
1−2 | 浦田 安藤 |
〇 |
D2 | 〇 | 相澤栞里 齋藤梓 |
子ども運動教育④ スポーツ栄養③ |
2−0 | 蜂谷 澤田 |
× |
S3 | × | 南波美央 | 健康福祉① | 1−2 | 浦田 | 〇 |
最終戦は東日本国際大学戦。勝てばインカレの推薦権(2位以内)は確定します。後は裏の対戦次第で優勝もみえてきます。第1シングルスを先勝し、第2シングルスにて戦う2人は同じ秋田の新屋高校出身。早くも同期対決が実現します。南波が大きくリードを奪い1ゲーム目を完勝し、2ゲーム目は競る展開になるものの最終的に攻め勝ち、振り切りました。第1ダブルスは1ゲーム目を危なげなくとるものの、2ゲーム目序盤に齋藤が負傷してしまい敗戦。第2ダブルスが動揺せずに競り合う展開から終盤に攻め勝って2ゲームを連取して勝負を決めました。通算2勝1敗となり、2位以内を確定させました。後は裏の福祉大−学院大戦の結果次第となりました。地力としては福祉大の方が上と踏んでいました。エース熊谷の2本とダブルスで3−1かなと考えていましたが、チームの結束力と粘り強さで学院大が粘り、3−2で勝利しました。よって仙台大学は準優勝となりました。
仙台大学 | 3−1 | 東日本国際大学 | ||||
S1 | 〇 | 齋藤梓 | スポーツ栄養③ | 2−0 | 志田 | × |
S2 | 〇 | 南波美央 | 健康福祉① | 2−0 | 鈴木 | × |
D1 | × | 相澤栞里 齋藤梓 |
子ども運動教育④ スポーツ栄養③ |
1−2 | 慶野 松本 |
〇 |
D2 | 〇 | 中村彩乃 南波美央 |
スポーツ栄養④ 健康福祉① |
2−0 | 志田 羽鳥 |
× |
S3 | − | 阿部理子 | 健康福祉④ | − | 慶野 | − |
<男子>
2部リーグではメンバーを入れ替えながら、それぞれ確実に勝つことができました。登録メンバー10人のうち7人まで出場し、入替戦にのぞむことになりました。村上大奈(スポーツ栄養④)、金子玄/横田来波(体育①)がリーグ戦初勝利をあげました。
入替戦は第1、第2シングルスが並行試合で開始、エースの高山侑也(体育④)が相手エースの橋爪に打ち切られてファイナルゲームで敗戦するという波乱のスタートとなります。第1シングルスの高矢康希(体育④)もファイナル、しかも延長ゲームとなり一進一退の展開となりますが何とか逃げ切りタイとします。第1、第2ダブルスが平行試合で開始となります。第1ダブルスの前田望夢/皆川星七(体育④/健康福祉③)は攻撃で相手を圧倒し、終始リードを保って1ゲーム目をとります。2ゲーム目序盤にリードを許しますが、逆転してから安定した展開で王手をかけました。第2ダブルスの高山/高矢はともにシングルスに出場していたこともあり、我慢の展開となります。リードをしては追いつかれるという繰り返し、最終的にスピードを上げて2ゲーム共にとりきることができ、3−1で勝利、1部復帰となりました。昨秋に2部降格という辛酸を嘗めた結果を最短で取り戻すことができました。
2部リーグ
仙台大学 3−0 日本大学工学部
仙台大学 3−0 東北大学
仙台大学 3−0 福島大学
入替戦
仙台大学 3−1 東北福祉大学
次戦は、9月5日から札幌・小樽で開催される東日本学生バドミントン選手権大会です。この大会がインカレの予選となり、団体戦はベスト8以上が本選出場となります。男女ともにこの大会での1勝(ベスト16)を第一目標とします。ベスト16を達成したのち更に1勝を加えてベスト8進出とし、本選出場を狙っていけるようにこの夏を精進してまいります。
<バドミントン部>