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【ライフセービング部】勝田&千田ペア「ラインスロー12.5ⅿ」で優勝!

勝田&千田ペアが初優勝を飾る

2月15日(土)〜16日(日)に栃木県宇都宮市の日環アリーナ栃木で開催されました「第16回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会」において「ラインスロー12.5m」で勝田涼介(体育学科3年)と千田陽太(体育学科3年)のペアが優勝しました。
同種目には30大学がエントリーしており、名だたる名門大学を破っての優勝です。


勝田 涼介のコメント

「ライフセービングというものに大学で出会い、初めは競泳で鍛えてきた泳ぎを活かせる部活はこれしかないと思い、入部を決めました。しかし、活動を続けていくうちに、ライフセービングは単なるスポーツではなく、人命を守るための重要な活動であることに気付かされました。実際に救助技術や応急処置を学び、資格を取得するごとに、自分の知識や技術が人の命を救う力になることを実感し、自信にもつながりました。また、仲間とともに訓練を積む中で、迅速な判断力や冷静な対応力の重要性を学びました。ライフセーバーとしての使命感を持ち、海やプールでの安全を守る役割の大切さを強く感じています。今後もライフセービングを通じて、多くの人々の安全を守るために努力を続けていきたいと考えています。
 ラインスローで優勝できたことは、素直に嬉しく、達成感で胸がいっぱいです。特に「大学時代に何か大きなことを成し遂げる」という目標を達成できたことに感無量です。昨年は個人で初めて全国大会に出場しましたが、ルールを正しく理解しておらず失格となり、さらにラインスローにも出場予定だったにもかかわらず、エントリーミスで出場すらできないという悔しい経験をしました。その無念を晴らすために、この一年間はルールの理解を徹底し、技術向上に励んできました。大会本番では緊張感のある中でも冷静にロープをキャッチし、自分の練習の成果をしっかり発揮できたと感じています。優勝という結果を残せたことで、努力は報われるということを改めて実感しました。今後もさらなる高みを目指し、技術を磨き続けていきたいです。
 今後は、ライフセービングの魅力や重要性をより多くの人に知ってもらうために、積極的に活動していきたいと考えています。ライフセービングは単なる競技ではなく、人命を守るための重要な技術であり、その価値を広めることが自分の役割の一つだと思っています。そのために、講習会やイベントへの参加、SNSを活用した情報発信などを通じて、多くの人に関心を持ってもらえるよう努めていきたいです。また、競技面では、今年の優勝に満足することなく、さらなる技術向上を目指して努力を続けます。特にラインスローでは、安定した成績を残せるよう、投げる精度やスピードをより高めることが課題です。来年の大会でも優勝を狙えるよう、継続的にトレーニングを重ねていきます。ライフセービングを通じて、人々の安全を守ると同時に、自分自身の成長にもつなげられるよう、これからも全力で取り組んでいきたいと思います。」


千田 陽太のコメント

「ライフセービングに出会ったきっかけはトレーニングセンターで勝田に誘われたからです。ライフセービングは水泳と似ていますが私のように泳ぎが得意でもない人でも輝ける場所があることに魅力を感じました。また、私の叔父が消防官として働いており、私自身も消防官になるという夢があります。この大学4年間で将来に繋がるのであれば良いなと思ったためです。 今大会での優勝については、2人でずっと日本一を目標に練習をしてきたので素直に嬉しいです。私自身、部活動に入部していたという肩書きだけではなく、やるからには結果を出したいという気持ちがあったのでなんとか結果が出てほっとしています。しかし、優勝が決まった際も表彰台に立った際も実感がなく、不思議な感覚でした。そのためここがゴールではなく、来年も優勝し2連覇することが使命なのかなと感じました。来年、2連覇という目標を達成し今度は気持ちよく喜び優勝を噛み締めたいと思います。
 今後の抱負としては、公務員試験に集中するため一旦、ライフセービングから離れますが試験に合格した後にまた活動を続けていきたいです。自分達3年生の優勝をきっかけに2年生の後輩達もやる気を出しているので海の大会では後輩達と表彰台にのぼれるようにひたむきに努力していきます。また、大会後に現在のラインスロー全日本王者の八百市さんに「全日本で戦おう」と言っていただけたので、来年の全日本選手権で八百市さんに勝ち優勝できるように頑張っていきます。」