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【硬式野球部】明治神宮野球大会東北地区代表決定戦優勝 代表権獲得! 


仙台六大学野球秋季リーグ戦で優勝し、第52回明治神宮大会・第13回東北地区大学野球代表決定戦に臨んだ硬式野球部。
準決勝を東北公益文科大学に6-1、決勝戦を富士大学に4-3で勝利し第52回明治神宮野球大会へ東北三連盟代表として出場することが決まった。
 

◆10月30日(土)東北公益文化大学 1-6 仙台大学 〇

公益大 000 000 001 =1
仙台大 002 200 020 =6

南東北大学野球連盟代表の東北公益文化大学との準決勝。3回に2点を先制しその後も得点を重ね6-1で勝利した。

1回表、先発の長久保は先頭打者にヒットで出塁を許したものの、二番打者のバントを二塁封殺。三番打者を併殺に打ちとった。

1回裏、相手先発左腕の前に三者凡退に打ちとられた。

3回裏、二死から九番小笠原のライト後方へのフライを相手ライトが落球し三塁へ進みチャンスを作ると、続く益子がライトフェンス直撃の三塁打を放った。さらに送球が乱れる間に益子も生還しこの回二点を先制した。

4回表、先頭の二番打者にヒットを許したが、続く三番打者の送りバントを捕手の高橋翼が好処理しセカンドで封殺にした。二死からヒットを打たれ二死1、3塁のピンチを迎えたが六番打者をレフトフライに打ちとった。

4回裏、三番辻本がレフト前ヒットで出塁すると続く川村、平野の連打で一点を加えた。さらに内野ゴロの間に一点追加した。

8回裏、一死から平野がヒットで出塁すると盗塁と四球で一死1、3塁のチャンスを作った。ここで七番高橋翼の打球が相手二塁手に好捕され二死となったがこの間に一点を追加した。さらに二死2塁から投手の長久保がライト前にタイムリーヒットを放ち一点を追加した。

9回表、マウンドに武者が上った。先頭の二番打者にレフトスタンドへ本塁打を打たれたが、その後相手打線を抑え6-1で勝利した。

この試合の結果、決勝戦で富士大学(北東北大学野球連盟代表)との対戦が決まった。
 

◆10月31日(日)〇 仙台大学 4-3 富士大学

仙台大 011 000 020 =4
富士大 300 000 000 =3

ともに準決勝を勝ち上がり迎えた富士大学との決勝戦。
初回に3失点する苦しい展開となったが、8回に代打永長のタイムリーヒットで逆転し、仙台大学が優勝した。

1回表、二死から三番辻本がセンターへのクリーンヒットで出塁したが、後続が断たれ無得点に終わった。

1回裏、先発の川和田は先頭打者をファーストゴロに打ちとったが、二番打者にエラーで出塁を許すとその後三連打と犠牲フライで3点を先制された。

2回表、一死から六番大北がレフト前ヒットで出塁すると、相手のエラーもあり二死1、3塁のチャンスを作った。ここで九番小笠原がレフト前ヒットを放ち一点を返した。

3回表、先頭の二番稲山がライトオーバーの三塁打で出塁すると、続く辻本の内野ゴロの間に生還し一点を追加した。

5回表、一死から一番益子がライト前ヒットで出塁し、二死から辻本のヒットと盗塁で二死2、3塁とすると、四番川村がライトへライナー性の打球を放った。しかしこの打球を相手ライトがダイビングキャッチしこの回無得点に終わった。

先発の川和田は二回以降立ち直り、2回から6回までを無失点に抑えた。

7回裏、マウンドに長久保が上がると相手打線を三者凡退に打ちとった。

8回表、一死から川村、平野の連打と盗塁で2、3塁のチャンスを作り、二死から代打に永長が送られた。2ストライクからの五球目をとらえるとレフト前ヒットとなり二者が生還し逆転した。

9回裏、長久保がテンポよく二死を奪うと、最後の打者をライトフライに打ち取りゲームセットとなり、仙台大学の優勝が決まった。

第52回明治神宮大会・第13回東北地区大学野球代表決定戦で優勝した仙台大学は、11月20日に開幕する第52回明治神宮野球大会に東北三連盟代表として出場する。
 

◆大北主将のコメント

――優勝おめでとうございます!
大北:ありがとうございます。全国大会にたどり着くことができてとてもうれしいです。ベンチに入らないメンバーも含めて全員で戦えたことが終盤の粘りにつながりました。

――初回に3点を失い苦しい展開になりましたがその後はどのよう戦いましたか?
大北:苦しい試合になることは想定していたので、とにかく焦らず普通にやろうという話をベンチでしていました。2回3回に一点ずつ返せたのが大きかったと思います。

――神宮大会に向けて意気込みをお願いします。
大北:自分たちは神宮大会で優勝することを目標に一年間やってきました。ようやくその舞台に立てることがとても楽しみです。全国から強豪が集まってくるので、さらにレベルアップが必要だと思います。3週間あるのでしっかり練習します。応援よろしくお願い致します!!
 

◆川村副主将のコメント

――優勝おめでとうございます!
川村:ありがとうございます!うれしいです。

――8回の大事な場面で、ヒットで出塁されましたがどのように打席に入りましたか?
川村:2ストライクに追い込まれていたのでとにかくボールに食らいつきました。ヒットになってよかったです。

――レフトの守備でも好プレーがありました。
川村:リーグ戦で守備につく機会は少なかったのですが、練習では打球への一歩目を意識して取り組んできました。大事な場面で練習でやってきたことが出せたと思います。

――神宮大会に向けて意気込みをお願いします。
川村:東北の代表として他のチームの思いも受け継いで戦います。バッティングの調子は上がってきたので神宮大会ではたくさん打ちます!


写真右 大北広紀(おおきたひろき)体育学科4年
出身校:駒大苫小牧高校(北海道)
主将 一塁手 右投右打

写真左 川村友斗(かわむらゆうと)体育学科4年
出身校:北海高校(北海道)
副主将 外野手 右投左打
 

◆8回に代打逆転タイムリーヒットを放ち最優秀選手賞を受賞した永長副主将のコメント

――優勝おめでとうございます!
永長:最高の気分です。打ってベンチのみんなを見た時には泣きそうになりました。

――代打の場面でどのように打席に臨みましたか?
永長:代打の準備はずっとしていました。勝負所で行くぞと言われていましたが打席に立つと緊張しました。打った球はカットボールだと思いますがうまく対応できました。

――リーグ戦から代打で3打数3安打2本塁打ですが秘訣はありますか?
永長:練習から一球目を大切にしています。あとはデータ戦略スタッフの浅野からもらうアドバイスを参考に割り切りながら打席に入れていることも大きいです。ベンチ入りメンバー以外の力も自分の代打での一本につながっています。

――神宮大会に向けて意気込みをお願いします。
永長:神宮には勝ちに行くので、もう一度チームとしてやるべきことを徹底して臨みたいと思います。


永長大和(ながおさやまと)体育学科4年
出身校:土浦湖北高校(茨城県)
副主将 捕手 右投右打
 

◆準決勝で8回、決勝で3回を無失点と好投し最優秀投手賞を受賞した長久保投手のコメント

――優勝おめでとうございます!
長久保:ありがとうございます。優勝できてとても嬉しいです。神宮のマウンドで投げるのが楽しみです!

――昨日先発し、今日は連投になりましたがいかがでしたか?
長久保:朝は疲れを少し感じましたが、試合が始まるとブルペンでも全く疲れは感じなくなりました。夏場に連投を意識して練習をしてきたことが活かせたと思います。

――神宮大会に向けて意気込みをお願いします。
長久保:神宮で投げることが楽しみでワクワクします!勝ち続ければ連戦ですがすべて投げぬく気持ちで準備します!


長久保滉成(ながくぼこうせい)体育学科3年
出身校:弘前学院聖愛高校(青森県)
左投左打
 

〇第52回明治神宮野球大会日程

11/21(日)対 國學院大學 第4試合(16:00試合開始予定)
11/23(火)対 九州産業大学 第3試合(15:00試合開始予定)
11/24(水)準決勝 第2試合(12:30試合開始予定)
12/25(木)決勝戦 第2試合(13:00試合開始予定)

代表決定戦の様子が本学HPにも掲載されています。こちらからご覧ください。
https://www.sendaidaigaku.jp/news.html?post=2199