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【硬式野球部】秋季リーグ戦開幕前インタビュー 長久保投手×川和田投手~鍵を握る左右のエース~



9月25日(土)に開幕を迎える仙台六大学野球秋季リーグ戦!
リーグ戦優勝へ向けて鍵を握る左右のエース。長久保滉成(体育3年)投手と川和田悠太(体育2年)投手にインタビューを行いました。

――まずは他己紹介をお願いします。

長久保:川和田は常に安定して同じ結果を出せるピッチャーです。投手陣の中で一番野球のことを考えていて、常に練習熱心な後輩です。ちょうどよい具合に生意気な部分もありますが、いい刺激をもらえる後輩です。

川和田:長久保さんはとても意識高く練習する先輩です。一年生からリーグ戦に投げていて、研究された中でも結果を出し続けているのがすごいと思います。尊敬してます(笑)。グラウンドではまじめで話しかけづらい雰囲気が出ていることもありますが、プライベートでは野球とは違った一面が見れます。ゲーム好きな話しやすい先輩です。


――ご自身の投手としての強みはどのような部分でしょうか?

長久保:一球一球丁寧に投げ、大量失点をしないところ、大崩れをせずにゲームを作ることができるところだと思います。

川和田:テンポよく投げたり、周りを見ながらピッチングができるところです。フィールディングにも自信があります。


――今の話を踏まえてお互いの投手としての強みはどのような部分でしょうか?

長久保:川和田はピッチング以外の能力が高くて、フィールディング、牽制、間の使い方がとてもうまく、自分も参考にしています。あと、キャッチボールでペアを組むとボールの切れがすごいです。

川和田:長久保さんは、コントロールが良いので140キロ出ていなくても抑えられるところがすごいと思います。ピッチャーとしての引き出しが多いので状況によってさまざまなピッチングができるところがすごいと思います。


――春季リーグ戦はどのようなシーズンでしたか?

長久保:春リーグの序盤は自分のコンディションが悪く、良い結果が出せていませんでしたが、後半はある程度抑えることはできたと思います。リーグ戦の序盤からしっかり投げられなかったことは反省点です。何よりも、福祉戦で負けて優勝を逃したことがとても悔しいシーズンでした。勝てば優勝の2戦目にリリーフとして出れなかった悔しさを感じたシーズンでした。

川和田:自分は今年の春がリーグ戦初登板になりました。初登板に関しては、緊張はしましたが、オープン戦での結果を踏まえればそれほど緊張する必要はないと思って、思い切って投げることができました。春はリーグ戦の中で1試合1試合成長できました。リーグ戦で投げるごとにコントロールが良くなっていった感覚がありました。反省点としては、東北学院大学戦でカウントをとりにいった変化球でホームランを打たれたことです。調子は悪くなかったのに安易に投げて打たれてしまいました。1球の怖さを痛感しました。

――この夏はどのようなことを意識して取り組んできましたか?

長久保:春のリーグ戦では、完投することがなかったので、この夏は体力面の底上げを意識してトレーニングをしてきました。ランニングやウエイト、瞬発力トレーニングをしっかりしてきました。投げる面でもバッティングピッチャーを二日連続でしたり、試合翌日に投げたりすることで、完投と連投ができるように意識して取り組んできました。

川和田:春は優勝をかけて東北福祉大2戦目で先発したものの7回で降りてしまったので、完投、連投できるように意識して練習してきました。自分は7回が苦手なイメージがあるのでそこで粘れるようにということは意識してきました。この前の社会人チームとのオープン戦で完封できたことは自信になりました。


――この夏に成長した部分はどのようなところですか?

長久保:練習で連投するようになって身体は慣れてきていると感じています。登板した次の日でも体に疲れが来なくなり、普通に投げられる感覚が出てきました。

川和田:コントロールが良くなりました。ノーボール2ストライクに追い込んでも3ボールまでいってしまうことも多かったのですが、3球勝負できるようになりました。夏のオープン戦では32回投げて四死球は2個なので数字から見てもコントロールは良くなったと思います。


――現在の仕上がり具合はいかがでしょうか?

長久保:状態は良いです。春リーグとは違い、しっかりした状態で臨めると思います。

川和田:完璧です!これを維持して最後まで頑張ります。


――現在チームの状態はいかがでしょうか?

長久保:自分のチームのバッター相手にバッティングピッチャーをしていて、甘い球は仕留めてくるバッターが増えてきていると感じます。野手陣も状態は上がってきていると思います。

川和田:対外試合よりもバッピや紅白戦で打たれることが多いです。


――この秋注目してほしいところはどこですか?

長久保:とにかくチームを勝たせるピッチングをします!

川和田:コントロールに注目してほしいです。インコースアウトコースへの投げ分けを見てください!春より格段に成長しました!

――最後に秋季リーグ戦への意気込みをお願いします。

長久保:コロナ禍で野球ができることは当たり前ではないことを感じることが多くあります。野球をできることに感謝しながら、勝ちを積み重ね、全国優勝という目標を達成したいです!

川和田:完璧に抑えて個人タイトルをすべて取りたいです!自分が完璧に抑えてチームを勝利に導きます。今の四年生と全国大会に行きたいという気持ちは強いので、その気持ちを全面に出して抑えます!

――お忙しい中、ありがとうございました!




長久保滉成(ながくぼこうせい)体育学科3年
出身校:弘前学院聖愛高校(青森県)
左投左打
小柄ながら絶妙なコントロールと変化球のキレで打者を翻弄する。
1年春のリーグ戦で初登板しリーグ戦通算7勝。



川和田悠太(かわわだゆうた)体育学科2年
出身校:八千代松陰高校(千葉県)
右投げ右打ち
サイドスローから繰り出される速球が持ち味。
今春のリーグ戦で初登板しリーグ戦通算2勝。


〇仙台六大学野球秋季リーグ戦日程
9/25 (土)第三試合(13:30)対 宮城教育大学
9/26 (日)第二試合(11:00)対 宮城教育大学
10/2 (土)第三試合(13:30)対 東北大学
10/3 (日)第二試合(11:00)対 東北大学
10/9 (土)第三試合(13:30)対 東北学院大学
10/10(日)第二試合(11:00)対 東北学院大学
10/16(土)第三試合(13:30)対 東北工業大学
10/17(日)第二試合(11:00)対 東北工業大学
10/23(土)第三試合(13:30)対 東北福祉大学
10/24(日)第二試合(11:00)対 東北福祉大学
*新型コロナウィルス蔓延防止重点措置期間中は無観客開催


〇会場
東北福祉大野球場
宮城県仙台市青葉区国見ケ丘7-146
℡022-279-8911