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ハンドボール部、51年ぶりの東北大会優勝で日本ハンドボール選手権出場へ

学長に東北大会優勝を報告

10月31日~11月1日に開催された第72回日本ハンドボール選手権大会東北ステージ 第57回東北総合ハンドボール選手権大会において、本学ハンドボール部男子が優勝し、東北地区代表として12月2日~6日に開催される第72回日本ハンドボール選手権(男子の部)への出場権を獲得しました。
 
東北総合ハンドボール選手権大会での本学の優勝は、昭和44年度 第6回大会以降、51年ぶり2回目の優勝です。本学開学時からの長い歴史を誇るハンドボール部の新しい時代を切り開く快挙となりました。


シュートを放つ藤平拓(健康福祉2年・羽後高校出身)
 
速攻を仕掛ける加藤創玄(子ども運動教育3年・聖光学院高校出身)

これから臨む日本ハンドボール選手権は、国内の高校以上のすべてのチームを対象とした国内最高位の大会です。ハンドボール部の健闘を期待してください。
 
<選手・監督からのコメント>

◎ 主将 小野 誠哉(体育3年 ・学法石川高校出身)
 今年は新型コロナウイルス感染症の流行により、インカレやリーグ戦が中止になりました。男子ハンドボール部は、9月に行われた東北地区の交流戦を最後に4年生が引退しました。
 そこから、新体制に至るまで、監督・コーチと選手がミーティングを重ね、チームの目標と主将を決めました。私自身、主将に選出されて以来、不安が先立ち、これからチームを引っ張っていけるか心配でしたが、チームみんながまとまってくれました。日本選手権宮城県ステージでは自分達らしく戦い、東北ステージへと進む事が出来ました。東北ステージでは、劣勢になる場面も多くあり、課題が浮き彫りになりました。一方で、課題だけでなく、コートの中の選手とベンチが一体となり、戦うことができた大会だったと思います。
 51年ぶりの優勝をこのチームで出来たことをとても嬉しく思います。日本選手権でも、東北代表として恥じない試合をしたいと思います。
 
◎ 藤平 拓(健康福祉2年・秋田県立羽後高校出身)
 今回の大会を振り返り、優勝出来たことは素直に嬉しいと感じています。今年はコロナの影響もあり、万全の状態での練習が出来ていませんでした。新チーム始動時に全員で目標を明確に掲げて頑張っていました。そんな中で今回の大会で日頃の成果を発揮することができたと思います。試合の内容としては、ミスや雰囲気が落ちてしまうことがありましたが、それをお互いに励まし合いチームの良い所を引き出せたと思います
 今回の大会で優勝したことにより、岡山県で行われる、日本選手権に出場します。目標はインカレ出場ではありますが、次のステップに繋げられるような大会にしたいと思います。
 
◎ 監督 桑原 康平
 9月に4年生が引退し、新体制になったばかりのチームであるため、多少の不安がありました。一方で、今年度は有望な選手が多く加入しており、その選手たちのプレーがどこまで通じるのかを見極める良い機会だと捉えていました。結果は優勝でしたが、課題も多く見えた大会でした。特にオフェンスの組み立てにおいては、「合格」といえる内容ではありませんでした。常々目指している「意図がある」、「再現性がある」オフェンスを目指してトレーニングする必要があると思っています
 大会には多くの保護者の方が観戦に来ていました。期待されていることを肌で感じましたので、日本選手権ではチームの力を引き出せるよう、取り組んでいきたいと思います。
 

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