実力証明の3位/体操男子、全日本団体選手権/インカレの雪辱果たす
表彰式でメダルを掲げ表情が緩む体操男子チーム
体操のチーム・チャンピオンを決める第78回全日本団体選手権は23日、三重県の四日市市総合体育館で行い、本学男子が大学勢トップの3位にくい込み表彰台に立ちました。全国から選ばれた社会人・クラブ、大学、高校のチームがしのぎを削り合う大会。本学がメダルを獲得するのは初めてです。
この原稿、喜びを隠せずワクワクして書いています。何と痛快なことでしょう。写真を見てください、表彰式での6人全員の表情を。笑顔、笑顔、笑顔…。佐々木郁哉、澤本隆平(いずれも体育4年)、板橋悠迅、淺山侑大(いずれも同3年)、小野凉城(体育2年)、鈴木一太(体育1年)が誇らしくメダルを掲げています。
本学勢の演技は何よりも大きなミスがありませんでした。守りに入って安全策をとったのではなく、高いレベルの技へ果敢に挑んでの結果です。合計得点は251.329。床運動(全体1位)、あん馬(同2位)、跳馬(同2位)で次々と高得点をたたき出し稼ぎました。
実はわれわれ、8月のインカレで5位に沈みました。先の東日本大会で初の優勝を遂げ、悲願の日本一が現実味を帯びていただけに正直落胆したのです。だからこそ全日本団体という大会での躍進3位は重みがあります。率いる鈴木良太監督は言いました。「借りを返せたというか、何とか夏のリベンジを果たすことができた。彼らの悔しいという気持ちが一つになった。よく頑張ってくれた」
<体操競技部>